岐阜天文台

guts672006-10-21

調べたトコロによると、岐阜天文台は毎月第三土曜日に天文教室を開いてるようなので、今日はソチラを攻めてみる。

 六時からなのだが早く付きすぎたので、天文台の周りを散策しながら写真でも撮ってみる。
 田舎だなぁ・・・  いや、星を見る為には田舎のほうがイイんですが、仮にも”岐阜”と県の名前を冠した天文台なのでモット大きいかなぁ〜 と想像していたんですが、なんか周りは一面畑だし天文台の前の道は舗装こそはしてあれ車一台しか通れないような、なんと言うか農作業用の道っぽい。
 天文台の真ん前に軽トラとめて農作業している人も居るし・・・

 オマケに、天文台の駐車場もお世辞には広いとは言えなく、職員の人だろう  車を水洗いしたり、落ち葉拾いをしたりなんか『暇やねん』って感じ・・・
 一回り散策し、会場15分前くらいになったが私以外、誰も来ない。  もう少し粘りたかったが、お手洗いも借りたかったので天文教室の申し込みに行く。
 費用は500¥なのだが、あいにく細かいのがなく1000¥札を渡す。  「おぉ〜い、○○さんや  百円玉無いか? 百円玉!!」  あらかじめ、釣り銭も用意して無いのかよ・・・・(涙

 もうすぐ6時って時間になったが、相変わらず広い?教室内にはワシ一人。  職員の人がプロジェクターの準備をやりはじめたが、なんか手つきが危うい。  久しぶりの操作って感じである。  もしかしてワシって、半年ぶりに来た お客  って感じ???    そんな心配もしていたが、ボチボチと生徒?さんが集まり始めた。  良かった、マンツーマンのい授業だけはゴメンだぜ。


 先のプロジェクターの準備と違って、講義は慣れているようで判りやすく、聞いていて気持ちよかった。
 多少、脱線する事もあったが フラッシュで人を撮った時に何故赤目になるのか、あとカメラの赤目軽減機能の仕組み等 本当に聞いていて楽しかった。


 8時くらいで、天文教室は終わりで、その後は天文台で天文観測。  此処は25cm屈折を見せてくれるらしい。
 今日は何を見せてくれるんですか? と聞いたらM31と返事が。  内心、またアンドロメダかよ とは思ったが、シーイングが良いのか、はたまた土地柄が良いのかかなり鮮明に見えた。

 天文教室と違って、天文観測はロハなので見物人も沢山いたのだが、その多数は「え? これがアンドロメダ?  ボンヤリとしていてイメージと違う ツマラン」見たいな事をほざくので、職員の人に「実は先日、尾張旭の50cm屈折でM31を見せて貰ったんですが、今日此処で見せてもらったほうが土地柄か、かなりハッキリ見えましたよ」と言ったので、良いフォローにはなったと思う。

 最初は天文台の建物も古く、天文教室の受講者も私だけ?と思ってた時はシマッタと思ったものだが、今日、此処での体験はイロイロな意味で面白かった。  また、次の一般公開時にはこようかと思う。




さて、今日の天文教室で聞いたことなのだが、たまたま今日はオリオン座流星群の極大日なんだそうです。  しかも月は新月にちかく絶好の流星鑑賞日より。

 今のオリオンは22時くらいから登ってくるのだが、流星の見所は明け方なので、チャットで25時くらいまで過ごしその後、明け方まで粘る事にする。
 もう既にかなり眠いんですがぁ

 まず双眼鏡のみを持って、星空パトロールを開始しようと思ったが、双眼鏡を覗くまでもなくカナリ明るい流れ星が一筋。
 うお  もう始まってるじゃん!  カメラ、カメラ・・・

 セッティングしている間に、オリオンとは離れたところでまた星が流れる。
 セッティングしてシャッターを切る。  今回は絞りを絞って、シャッター速度を20〜30秒くらいに設定。
 このシャッターが開きっぱなしの間に星が流れれば写りこむはずである。   連続してシャッターを切りたいところだが、キスデジはノイズリダクションを使ってるときは、シャッターが切り終わってから、またその同じ時間をかけてノイズリダクション処理を施すので、実際には約半分の時間はロスとなる。

 ・・・お!  今、オリオンの左上で光った!  ええっと、フィルムNoは・・・  おぉ! 1667!  
 やっぱりワシにとって”67”って特別な数字なんかな〜
26時くらいになって、雲が出てきたので一時退却。  部屋のPCで1667枚目を見ると、確かに写っている
 黄色いスジが申し訳程度に・・・  でも、普通の星は白いのに対して、大気の摩擦熱で燃え尽きる流星は少しオレンジがかった黄色。  まぁ、始めての流星写真としてはこんなトコロだろう。

 先ほども書いたが流星の見頃時間は明け方である。  粘っていても雲は晴れそうにないので、目覚ましを朝の5時にセット。   
 ・・・五時に起きたが、寝る前よりも雲っていた(涙